秋田書店社員が内部告発→懲戒解雇へ？ 動画アリ

「週刊少年チャンピオン」などで有名な秋田書店が
読者プレゼントで景品数を水増し掲載。

また、社内で不正をやめるよう訴えた景品担当の女性社員が
「プレゼントを窃取した」などとして
景品数を水増しされていたことが分かったそうです。

とても悪質ですね。



ちなみに、女性が加盟する労働組合「首都圏青年ユニオン」などによると、
女性はプレゼント担当になった際の引き継ぎで不正を知り

「一つの商品しかないのに、当選人数を１０人にするのはおかしい」

などと上司に訴えた結果、
「会社にいたかったら文句を言わずに黙って仕事をしろ」と言われたようです。

とんでもない上司です。
今回の内部告発のようにしてバレる可能性とか考えなかったんですかね・・・


ちなみに、女性は不正を続けているうちに睡眠障害や適応障害を発症、
２０１１年９月から休職。

１２年２月２９日に
「多数の読者にプレゼントを発送せず、不法に窃取した」
と書かれた解雇通知書が。

女性やユニオンは仕事を理由とした病気の発症で休職中に解雇するのは無効と主張。
窃取と指摘された点について
「会社の指示で当選者の数に満たないプレゼントしか準備されていなかった」としています。

この一連の流れを見る限りでは女性の言い分が正しく筋が通っているように感じます。

ユニオンの事務局次長は
「不正を強制しながら、罪をなすりつけて懲戒解雇したのは許せない」との事。

女性は
「不正をやめるべきだと何度も訴えた。消費者庁に不正を指摘され、会社も認めたのだから、
　解雇を撤回して謝罪すべきだ」と訴えています。

ごもっともですね・・・


何にせよ、今回の内部告発で、
大手出版社であった秋田書店の信用は失墜しそうですね。
弱虫ペダルとか好きだったんですけど・・・残念です。

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